オストレア テール・ド・ヨイチ 2024 / 平川ワイナリー
商品情報
商品説明※画像はイメージです
”Ostrea ”は、フランス語の語源であるラテン語で「牡蠣」を意味します。輝きがある薄い黄色。透明感があり、粘性が高い。トップノーズの濃度は中程度。素直で、開いていますが、アロマに凝縮感があります。グレープフルーツ、レモンや、文旦、金柑のような和柑橘の印象に、オレンジの皮や白桃、洋梨の果実香が混じり合います。背景にアカシア、西洋サンザシ、スイカズラのような白い花、白胡椒、フェンネルやレモンミントの爽やかなハーブ、ヨードや潮風のニュアンスがあります。味わいはジューシー感のあるアタック、厚みを伴いながら、生き生きとした酸やピュア感があります。アルコール度数が13.5度ありますが、中心には酸の骨格によって支えられ、そしてまろやかな質感に包まれており、アルコールの高さを感じさせません。常にエレガントで、戻り香には、酸の印象と共に、グレープフルーツや和柑橘の皮のようなほろ苦さが持続します。充実した風味にミネラル感があり、牡蠣そのものを想像するとあたかもワイン自体が牡蠣の味わいがするように感じます。バランスの良さは抜栓後も数日続きますので高い熟成能力も有しています。余市の気候風土が生み出すアロマの豊かさ、海で育まれる貝殻の形成をイメージし、味わいの中心にミネラルを表現しています。厚みや酸味、透明感が魅力的な、味わい深い辛口白ワインです。
【素材との相性】:何と言っても「生牡蠣」ですが、相性は幅広いです。新鮮な魚介類(生の帆立貝、エビ、蟹、蝦蛄、蛸、鱒、舌平目、鱈、鱸などの白身魚など)、寿司、がり、魚介類のサラダ仕立て、カルパッチョ仕立て、生野菜、ウイキョウ、山菜、グリーンサラダ、フライ、天ぷら、酢の物、中華風サラダ、シャルキュトリー、豚肉(生ハム、ベーコン、ソーセージ)、しょうが、みょうが、鶏を使ったお料理、牛タン、シュークルート。
【風味との相性】:特に牡蠣と相乗するワインを目指していますが、帆立貝や蟹との相性もお試しいただきたいです。生の海産物や野菜など幅広く素材の良さを引き立て合う酒質があり、和風だしのお料理、東南アジアのエスニック料理や肉類、特に豚肉の塩味や脂身の多い肉質ともよく合います。レモンや柚子などの柑橘や塩味を加えると味わいが増幅するお料理、レモンペースト、ハーブソルト、塩味のお料理、昆布〆のお料理、しょうが、マスタード、クールブイヨン、酸味のあるソース、トマトやフルーツとの相性が良い肉、苦みをポイントにしたお料理、フロマージュブランやモッツアレラ、ロブルッションのチーズを使った味付けと相乗します。(醤油、干物等の風味にはあまり合いません。果実の酸、ハーブ、オリーブオイル、マスタード、わさび、岩塩を加えたいと思う料理にはよく合います。)
【サービス】温度:14度から16度/ グラス:ソーヴィニョンブラン系のグラス(またはボルドー系のグラス)をお勧めします。 厚みがあるので通常よりもやや冷やしめがGOODです。

注意事項
*補糖、補酸、除酸、清澄作業なしにて瓶詰していますので、少量の澱が確認できる場合がありますが、品質には影響はございません。(注:この商品はヴァラエタルワインを目指していません。品種名が先行した紹介をされないために、品種名の明記はされていません。)蔵紹介
2015年に平川敦雄さんが立ち上げた注目のワイナリー平川さんは世界最高峰のレストランでソムリエとして働きたいという夢を持ち、20代で渡仏。現地ではシャトーマルゴー、ルフレーヴ、デュジャックなどフランス各地の最高の造り手の元で栽培・醸造を学び、また、ランスブールやル・シャルルマーニュでソムリエとして働いてきました。平川さんはサービス、栽培・醸造、研究者の立場からワインにアプローチできる、日本でも2人といない貴重な方です。
日本では北海道ワイン、ミシェル・ブラストーヤジャポン等で研鑽を積んできました。栽培から味覚学まで豊富な知識と経験を持った食とワインのスペシャリストとして、葡萄が育つ自然環境や風景そのものを香りや味わいの中に映し、世界の美食の舞台で楽しまれるワイン造りを目指しています。






