梅雨真っ只中、ジメジメした日が続くと思えば、梅雨の晴れ間は夏を思わせるような暑い日になったりと、いずれにせよ気分が沈みがちな季節。少しでも爽快な気分を味わうべく、シュワッしたお酒はいかがでしょうか。定番のシャンパーニュ、日本酒スパークリング、人気のレモンサワーや焼酎のソーダ割り、そしてノンアルコールまで、今飲みたいスカッとした気分を味わえる爽快なお酒をご紹介します。
■ 気分が上がる♪シャンパーニュ＆スパークリング
リッチな気分を堪能するなら「グランド･レゼルヴ NV / ゴッセ」がオススメ！バシッときいた酸味は夏にピッタリなうえ、さらに真価を発揮するのが抜栓してから2～3日目。空気との触れ合いによって1日目とは表情が変わり、優しい口当たりが楽しめます。永く楽しめるので実はコスパも◎なお気に入りシャンパーニュです。
そして、もっと気軽に高品質な泡を楽しみたい方にオススメなのが「クレマン･ド･ブルゴーニュ / エヴィダンス」。ブドウの生産エリアはシャンパーニュ地方からほど近く、土壌が同じですっきりとしたミネラル感が魅力です。究極のクレマン・ド・ブルゴーニュといわれる所以をぜひ体感してみてください。
■ リンゴのお酒・シードルもイチ押し
ビールと同じ5度ほどのアルコール度数と、リンゴ由来の爽やかな香り、そして微発泡感のある軽やかな飲み心地が特徴のシードル。フランスのブルターニュ地方が本場ですが、いま日本でも徐々に人気が高まりつつあります。
「ドメーヌ･パーラー ナチュール･シードル」は日本酒の人気銘柄「仙禽」が手掛ける1本。約3年をかけて追及したナチュラルな味わいは、夏の暑さに弱った身体にも優しく染み渡ります。
そしてもうひとつのオススメが「ラ･フォルティエール / ルジュフルール」！本場フランスでは手に入らないほどの人気を博すアイテムです。15種類以上の様々なリンゴを使用した複雑味に、やみつきになるスタッフも続出。カマンベールチーズとのマリアージュはぜひお試しいただきたい組み合わせです。
■ 日本酒の「泡」も美味！
もちろん、日本酒スパークリングもオススメです。伯楽星でお馴染みの新澤醸造店より、日本酒らしさを大切にしつつ、過剰な甘さを抑えた本格清酒スパークリング「愛宕の松 Sparkling」。蔵人が一丸となり本気で考え抜いた逸品です。メロンのような上品な香りに、キメの細かい泡が心地良さと爽快感を演出します。一杯目はもちろんのこと、食中酒としても威力を発揮するスパークリング酒です。
「七賢 スパークリング 星ノ輝」はフランス製のシャンパンボトルを使用した、トラディショナルでシックなデザインは、華やかなパーティーや、ギフトにも映える贅沢な日本酒スパークリング。瓶内二次発酵で、白いオリを引いた美しく透明なクリアタイプ。蔵の地元、北杜市白州町の透き通った空気感や、一点の曇りもない、夜空に光り輝く星をイメージしています。コルクを抜くと、ふわっと香る吟醸香。ファーストインパクトでは米の甘みを、その後すぐに、きめ細かな泡立ちが、全体をキリッと引き締めます。
■ すっきり爽やか、人気のレモンサワー
氷と炭酸を用意すれば本格的なレモンサワーを手軽に楽しめる、レモンサワーの素がおすすめです。
先日のSAKE COMPETITION2023で上位入賞した「美丈夫」を醸す蔵元が美味しさと手造りにこだわった、添加物不使用の本格辛口チューハイ、蔵ハイシリーズ。「美丈夫 蔵ハイ 瀬戸内レモン 本格辛口チューハイの素」はスッキリドライ！
「サワートゥーザフューチャー 檸檬」は指定農園の国産檸檬でつくった蔵人手づくりのサワーベースで、雄町米の持ち味を活かした余韻のある果実感が特徴です。
レモンサワーの素各種、スタッフで飲み比べ試飲会を行ったレポートは過去の記事をチェックしてください。
お家で楽しむ本格レモンサワー♪
■ ソーダ割にするならこの焼酎
近年、柑橘系の爽やかな香りで今までの芋焼酎のイメージを一新する商品も増えてきました。麦焼酎というと香り・味ともに穏やかなタイプや香ばしいタイプが思い浮かびますが、夏向けの爽やかな麦焼酎があるのをご存じでしょうか。
宝山シリーズを造る西酒造の夏限定の麦焼酎「一粒の麦 furingo ふうりんご」です。夏の風にそよぐ風鈴の音色をイメージし、青りんごの香りが特徴で「風鈴」＋「りんご」＝「ふうりんご」。通常の「一粒の麦」に比べ、低温でじっくり発酵することにより、フルーティな香りを引き出しています。2021年リリースから毎年改良を加え、更に更に美味しくなっているんです。ロックも美味しく楽しめますが、もちろんオススメは、ソーダ割です。焼酎も炭酸もキンキンに冷やして、割り方は焼酎4：ソーダ6がオススメ！弾ける炭酸に、ふんわりと優しく香る青りんごをお楽しみください。
同じく西酒造からもう一本。
「宝山 蒸撰玉茜 芋焼酎 25度」は玉茜という品種のさつまいもを原料にし、黄桃やアプリコット、金木犀、ダージリンティーの華やかな香りが特徴の芋焼酎です。初めて飲んだ時は正にダージリンの香りで驚きました。お湯割りにすると更にその紅茶の様な香りを楽しめますが、ソーダ割にすると苦味も伴い、すっきりとした味わいに。原料からは想像もできないような香りを楽しめる、焼酎の世界をご堪能ください。
■ ノンアルコールドリンクも要注目
お酒を飲める方も飲めない方も楽しめる、そんな飲み会の在り方が注目されています。本格的なノンアルコールドリンクも増えてきました。「ピエール･ゼロ ブラン･ド･ブラン N.V.」はフランス南部で丁寧に栽培されたブドウから醸造のプロがワインを造り、「スピニング・コーン・カラム」法でアルコール分を短時間かつ穏やかに除去。ワイン本来の華やかな香りと、ポリフェノール、タンニン、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質などの栄養素もワインを飲んだ時と同じようにしっかり楽しめる、アルコール度数0％のスパークリングワインテイスト飲料です。
また、梅ジュースもオススメです。国内外のコンテストで評価されている「雑賀 梅酒」の味わいをそのままに、ノンアルコールで仕上げた「雑賀 ノンアルコール梅 Rock’n Plum」。ソーダ割で豊かな梅の風味を味わえます。
いかがでしたでしょうか。少しでも爽快な気分を味わっていただければ嬉しいです♪
