ワイン担当が厳選!本気で美味しいロゼワイン


ピンクの見た目が華やかで、シーンを選ばず、どんな料理にも合わせられるロゼワイン。実はいま世界中で流行していて、フランスではロゼの消費量が白を上回っているんだそうです!

そんなロゼワインですが、日本では白ワインや赤ワインと比べて目にする機会が少ないのが現状。「なんにでも合わせられて美味しいのに、流行らないのは何故だろう?」気になったオンライン店スタッフが独自のアンケート調査を行ったところ、「どんな料理に合うのかわからない」「美味しいロゼを知らない」「売っている場所が思い浮かばない」などなど、ロゼにまつわる疑問点が続々と出てきました。

今回はそんなロゼワインのちょっとした疑問にお答えしながら、ワイン担当が厳選に厳選を重ねた『本気で美味しいロゼワイン』をご紹介!最近は、飲食店などでグラスワインで出していたり、ワインに力を入れたスーパーでもコーナーができていたりと日本にも流行の兆しがみえているのです。普段の家飲みに「ロゼ」の変化球も手に入れて、より充実したワインライフを楽しんでみませんか♪

■ ロゼは何に合わせて飲めばいい?

ワインを選ぶ時の指標のひとつが、その日のメインディッシュ。
「今日のメインはお魚だから、さっぱりした白ワインにしよう」
「美味しい牛肉が家にあるから、今日は赤ワインにしようかな」
こんなふうに考えてワインを選んでいる方、沢山いらっしゃるのではないでしょうか。

レストランでも、最初の1杯はシャンパンやスパークリングで乾杯し、前菜や魚料理で白ワイン、メインディッシュで赤ワインと、流れが決まっているように感じます。その完璧とも言える流れの中で、ロゼワインに入り込む隙はあるのでしょうか…
ワイン担当に聞いてみたところ、思い切った回答が返ってきました。

「迷ったらロゼを飲むべし!」

赤の渋みと白のスッキリ感という両方の良さを持ち合わせている辛口のロゼワインは、なんにでも合う幅広さが最大の魅力。そのため、例えばその日の食卓にお魚もお肉もある時。レストランで、1杯のワインで複数のお皿を楽しみたいと思った時。そんなときはぜひ、ロゼワインを選んでみてください。ロゼでしか生み出せないお料理とのペアリングが楽しめるはずです♪

そして、そんな「なんにでも合うロゼ」の魅力を最も引き出すお料理は何なのか!?こちらもワイン担当に聞いてみました。

「ズバリ、ロゼワインに合うオススメの料理は…中華!」

赤白両方の良さを持ち合わせている辛口のロゼワインは、中華独特のスパイスや脂と驚くほど相性が良く、その香りとキレでさっぱりと召し上がれます。「中華にロゼ」、こちらもぜひ試してみてください。

■ 困ったときはぜひこれを!イチ押しロゼ5選

ワイン担当がどんなお料理にも合う美味しいロゼを探し求め、たどり着いた「本気で美味しいロゼワイン」。自信を持ってお勧めできると仕入れたアイテムの中でも、特にイチ押しのロゼワインをご紹介いたします。

・コート・デュ・ローヌ ロゼ 2020 / E.ギガル

コストパフォーマンス抜群、ボトルもお洒落なギガルの辛口ロゼワイン。透明感のある美しいサーモンピンク色で、フルーティかつまろやかな味わい。飲み進めていくうちにボトルに波状の模様が浮かび上がってくるお洒落なアイテムで、ワイン会や女子会を盛り上げてくれそうなアイテムです。気軽に買えるお手頃価格なので、いつも自宅にストックしている!というスタッフもいました。

・ウィスパリング・エンジェル ロゼ 2020 / CH.デスクラン

世界のロゼブームを巻き起こしたきっかけをつくり、アメリカでは爆発的な売上を誇る伝説的なワイナリーです。ピーチやラズベリーの瑞々しい香りに、ミネラル感がありドライでなめらかな味わい。同ワイナリーの「ロック・エンジェル」との違いを飲み比べてみるのもオススメです。

・ロゼ・ディ・カサノーヴァ・トスカーナ / ラ・スピネッタ

妥協を許さないワイン造りで、イタリアの土着品種から最高品質のワインを造り続けているラ・スピネッタ社。こちらはロゼ専用の畑で完璧に管理された葡萄のみを使用して造られたロゼワインです。エレガントな酸と高貴な果実味があり、淡い色合いながらも構成のしっかりとした味わいに仕上がっています。軽めの前菜や鶏肉、魚料理など合わせられる料理の幅が広く、困ったときに助かる1本です。

・ローズ・デ・ヴォン 2020 / 平川ワイナリー

日本ワインの中でもトップクラスの味わいを誇る平川ワイナリー。北海道の冷涼な気候で育まれた黒ブドウを、骨格のある辛口のロゼに仕上げました。いちごやグレープフルーツ、海風などのアロマに、塩味とミネラル感が漂う本格的な1本。抜栓後1週間は美味しい状態が持続するので、時間の経過に合わせて様々なお料理との相性が楽しめます。

・パレット・ロゼ 2018 / CH.シモーヌ

なんと200年も前から濃厚なロゼワインが造られていた、プロヴァンスのテロワールの素晴らしい一例として歴史に刻まれているシャトー。このワインは、1948年にAOCに認定された「パレット」という畑からブドウを手摘みし、2度の選果を経て自然酵母で醸されています。白や赤ワインは最高品質のワインを飲もうとすると数万円しますが、パレット・ロゼは高価格といっても1万円以下。ワイン担当もその複雑な香りとワインとしての完成度の高さに驚いた、玄人好みの大満足ロゼワインです。

■ おわりに

さて、今回はロゼにまつわる疑問点にお答えしながら、ワイン担当が厳選に厳選を重ねた『本気で美味しいロゼワイン』をご紹介いたしました。

私も自宅でいろいろと試してみましたが、春巻きやエビチリ、酢豚など、やっぱりロゼは中華料理との相性抜群!料理もお酒も両方進む素敵な組み合わせでした。

今回ピックアップしたアイテムは、いうなればロゼのオールスター。普段の食卓にも、そしてワイン好きな方へのプレゼントにも、ぜひ美味しい「ロゼワイン」を選択肢に加えてみてください♪

それでは皆さま、良いワインLifeを!